
通勤・通学中は好きなアーティストの音楽に浸り、家に帰れば白熱のオンラインゲームに没頭する…。そんな暮らしを楽しむためには、ワイヤレスヘッドホンはもはや“必需品”だろう。でも、「音楽用の高音質ヘッドホンだと、ゲームで音が遅れる…」「ゲーミングヘッドホンは、外で使うにはちょっとゴツいし、音楽の音質もイマイチ…」なんてジレンマを抱えてはいないだろうか?
そこで今回は、そんなワガママな君の願いを叶える、音楽もゲームも“これ一台”で妥協なく楽しめる、1~2万円台で買える“コスパ最強”のワイヤレスヘッドホンを5つ厳選して紹介するぞ!
- 1. 「音楽」と「ゲーム」、両立させるための“3つ”のチェックポイント
 - 2. 【徹底比較】1~2万円台で選ぶ! おすすめワイヤレスヘッドホン5選
 - 3. まとめ:最高の“相棒”を見つけて、音楽もゲームも“思う存分”楽しもう!
 
1. 「音楽」と「ゲーム」、両立させるための“3つ”のチェックポイント
“万能”ヘッドホンを選ぶには、いくつか押さえておくべきポイントがある。

1-1. 音質:「ハイレゾ」対応なら音楽体験が“激変”!
音楽を高音質で楽しむなら、ハイレゾ相当の音質をワイヤレスで伝送できるコーデック「LDAC」や「aptX HD / Adaptive」に対応しているかチェックしよう。対応するスマホや音楽プレイヤーが必要だが、CD音源を超えるきめ細やかなサウンドは、一度聴いたら元には戻れないぞ。
1-2. 低遅延:「ゲームモード」搭載が“勝利”への鍵!
ワイヤレスの宿命である“音の遅延”。音楽を聴く分には気にならなくても、コンマ数秒の反応が勝敗を分けるゲームでは致命的だ。Bluetooth接続時に遅延を低減する「ゲームモード」や、さらに低遅延なUSBドングル(800Mhzまたは2.4GHz接続)が付属しているモデルなら、有線と遜色ない感覚でプレイできる。
1-3. バッテリー:最低でも“20時間”は欲しい!
頻繁な充電は面倒だ。音楽再生時のバッテリー持続時間は、最低でも10時間以上、できれば20時間以上あると安心。急速充電に対応していれば、バッテリー切れの際もすぐに復活できる。
2. 【徹底比較】1~2万円台で選ぶ! おすすめワイヤレスヘッドホン5選
さて、ここからが本題。 上記のポイントを踏まえ、音楽好きもゲーマーも納得のおすすめワイヤレスヘッドホンを5つ紹介するぞ!
2-1. Anker Soundcore Space Q45:ノイキャン・音質・バッテリー、全てが“優等生”!
- 音質: LDAC対応 (ハイレゾワイヤレス)
 - 低遅延: ゲームモード非搭載 (Bluetooth標準)
 - バッテリー: 最大65時間 (通常) / 最大50時間 (ノイキャンON)
 
特徴:この価格帯では“敵なし”とも言える強力なウルトラノイズキャンセリング2.0を搭載。音楽への没入感は抜群だ。LDAC対応でハイレゾ級の高音質も楽しめる。さらに、最大65時間という驚異のバッテリー持ちも魅力。
おすすめな人:「とにかく静かな環境で、良い音の音楽にどっぷり浸かりたい」というニーズに完璧に応える一台。ゲームでの遅延は標準的なBluetoothレベルなので、アクション性の低いRPGやシミュレーションゲームなら問題ないだろう。音楽とノイキャン性能を最重視するなら、まずコレ!
2-2. SONY WH-CH720N: “超”軽量&自然なノイキャン! さすがのSONYクオリティ
- 音質: DSEE搭載 (ハイレゾ相当)
 - 低遅延: ゲームモード非搭載 (Bluetooth標準)
 - バッテリー: 最大50時間 (通常) / 最大35時間 (ノイキャンON)
 
特徴:SONYのフラッグシップモデル「1000Xシリーズ」譲りの高品位なノイズキャンセリングと、圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE」技術を搭載。そして特筆すべきは、約192gという驚異的な軽さ。長時間着けていても疲れにくい。
おすすめな人:「軽さと装着感を重視したい」「長時間つけっぱなしで音楽も動画も楽しみたい」という人に最適。SONYならではの自然で聞き疲れしない音作りと、高性能な外音取り込みモードは、普段使いでの快適性を格段に上げてくれる。
2-3. JBL TUNE 770NC: “ライブ感”溢れるパワフルサウンド!
- 音質: JBL Pure Bassサウンド
 - 低遅延: ビデオモード搭載
 - バッテリー: 最大70時間 (通常) / 最大44時間 (ノイキャンON)
 
特徴:映画館の音響も手掛けるJBLならではの、迫力ある低音が魅力の「JBL Pure Bassサウンド」を搭載。ロックやEDMなどの音楽を“ライブ感”たっぷりに楽しめる。動画視聴時の遅延を抑える「ビデオモード」も搭載。
おすすめな人:「音楽はノリの良いサウンドで楽しみたい」「映画やライブ映像を迫力ある音で見たい」という人にドンピシャ。最大70時間というバッテリーモンスターぶりも頼もしい。アクション映画やリズムゲームとの相性も良いだろう。
2-4. Razer Barracuda X (2022): “ゲーム”最優先! 低遅延接続とマイク性能が光る
- 音質: Razer TriForce 40mmドライバー
 - 低遅延: USB-Cドングル (2.4GHz) 付属
 - バッテリー: 最大50時間
 
特徴:今回紹介する中で唯一、低遅延な2.4GHzワイヤレス接続用のUSB-Cドングルが付属するモデル。PC、PS5/PS4、Nintendo Switch、Androidスマホなど、幅広い機器で有線並みの低遅延を実現する。取り外し可能なマイクの音質もクリアで、ボイスチャットも快適。
おすすめな人:「FPSなど、ガチなゲームプレイがメイン。でも、普段使いできるデザインと音質も欲しい」という、ゲーマーのワガママに応える一台。Bluetooth接続にも対応しているので、外出時はスマホで音楽、家ではドングルでゲーム、という完璧な使い分けが可能だ。
2-5. audio-technica ATH-M20xBT: モニターヘッドホン由来の“原音”追求サウンド
- 音質: M20x専用チューニング (モニターサウンド)
 - 低遅延: ローレイテンシーモード搭載
 - バッテリー: 最大60時間
 
特徴:世界中のスタジオで愛用されるモニターヘッドホン「Mシリーズ」のエントリーモデル「ATH-M20x」をワイヤレス化。味付けのない、制作者が意図した“素の音”を忠実に再現するサウンドが特徴。音の遅延を抑える「ローレイテンシーモード」も搭載している。
おすすめな人:「低音マシマシより、フラットで解像度の高い音が好き」「音楽制作用のモニターヘッドホンとしても使いたい」という人に。ゲームにおいても、BGMや効果音が意図通りに聞こえるため、製作者の世界観にどっぷり浸ることができるだろう。
3. まとめ:最高の“相棒”を見つけて、音楽もゲームも“思う存分”楽しもう!
1~2万円台のワイヤレスヘッドホンは、まさに“激戦区”。しかし、それぞれのモデルの“得意分野”をしっかり見極めれば、音楽もゲームも妥協しない、君だけの“最高の相棒”が必ず見つかるはずだ。
- 静寂と高音質を求めるなら「Anker Soundcore Space Q45」。
 - 軽さと自然な音を求めるなら「SONY WH-CH720N」。
 - ライブのような迫力を求めるなら「JBL TUNE 770NC」。
 - ゲーミング性能と遅延を重視するなら「Razer Barracuda X」。
 - ありのままの原音を追求するなら「audio-technica ATH-M20xBT」。
 
この記事を参考に、自分のライフスタイルにピッタリの一台を選び出し、音楽もゲームも“思う存分”楽しんでくれ!