【2025年版】ゲームも仕事も! 24インチWQHDモニター“厳選”5選:後悔しないモデル選び

モニターの前に座りゲームをしている人

モニターを選ぶ際、「24インチでWQHD(2560x1440)解像度ってどうなの?」と悩んでいる人もいるだろう。フルHD(1920x1080)よりも高精細だけど、27インチ以上の大画面モニターと比べると、画面サイズは控えめ。今回は、そんな24インチWQHDモニターに焦点を当て、そのメリット・デメリット、選び方のポイント、そしておすすめモデルを紹介するぞ!

1. WQHD(2560x1440)とは?:フルHD(1920x1080)との“違い”

WQHDとFHDの比較画像

WQHD(Wide Quad HD)は、2560x1440ピクセルの解像度を持つ。一方、フルHD(Full HD)は、1920x1080ピクセルの解像度だ。

1-1. 画素数:WQHDはフルHDの約1.8倍

WQHDは、フルHDと比べて、約1.8倍の画素数を持つ。つまり、同じ画面サイズであれば、WQHDの方がより多くの情報を表示できる。

1-2. PPI(画素密度):WQHDの方が“高精細”

PPI(Pixels Per Inch)は、1インチあたりのピクセル数を表す指標で、画素密度とも呼ばれる。WQHDは、フルHDよりもPPIが高いため、より高精細な表示が可能だ。

2. 24インチWQHDモニターの“メリット”

メリット・デメリットのイメージ

24インチWQHDモニターには、以下のようなメリットがある。

2-1. 作業領域が“広く”使える:複数ウィンドウも快適

WQHDは、フルHDよりも広い作業領域を確保できる。複数のウィンドウを並べて表示したり、Excelなどの表計算ソフトでより多くの情報を一度に表示したりできるため、作業効率が“大幅”に向上する。

2-2. 文字や画像が“くっきり”:細部まで見やすい

WQHDは、フルHDよりもPPIが高いため、文字や画像がより“くっきり”と表示される。細かい文字や、写真・イラストの細部まで“鮮明”に見えるため、視認性が向上し、目の疲れも軽減される可能性がある。

2-3. ゲームや動画が“高精細”:没入感がアップ

WQHDは、フルHDよりも高画質な映像を表示できるため、ゲームや動画の“没入感”が高まる。特に、美しいグラフィックのゲームや、高画質の動画コンテンツを楽しむ際には、WQHDモニターの“恩恵”を大きく感じられるだろう。

3. 24インチWQHDモニターの“デメリット”

一方、24インチWQHDモニターには、以下のようなデメリットもある。

3-1. 文字が“小さく”感じる可能性:スケーリング設定が必要?

24インチというサイズでWQHD解像度だと、人によっては文字が小さく感じられる場合がある。その場合は、OSの表示スケーリング設定を調整する必要がある。

3-2. GPUへの“負荷”:ゲームでは性能に注意

WQHDは、フルHDよりも多くのピクセルを処理する必要があるため、特にGPUへの負荷が高くなる。そのため、例えばゲームを高画質でプレイする場合などに、より高性能なGPUが必要となったり、フレームレートが低下する可能性がある。

3-3. 価格:フルHDモデルよりは“高価”

WQHDモニターは、同じサイズのフルHDモニターよりも基本的に価格が高い。とはいえ、より高性能なものの価格が高いのは当然のことといえるだろう。

4. 24インチWQHDモニター選びの“ポイント”:何を重視する?

24インチWQHDモニターを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しよう。

4-1. パネルの種類:IPS、VA、TN…

  • IPSパネル:視野角が広く、色再現性に優れる。
  • VAパネル:コントラスト比が高く、黒の表現が得意。
  • TNパネル:応答速度が速く、ゲーム向きだが、視野角が狭い。

4-2. リフレッシュレート:ゲーム用途なら要チェック

リフレッシュレートは、1秒間に画面が書き換わる回数を示す。数値が高いほど、映像が滑らかに見える。ゲーミングモニターでは、144Hz以上の高リフレッシュレートが推奨される。

4-3. 応答速度:残像感を抑える

応答速度は、画面の色が切り替わる速さを示す。数値が低いほど、残像感が少なくなる。ゲーム用途では、1ms(GTG)などの高速な応答速度が求められる。

4-4. HDR対応:より鮮やかな映像表現

HDR(High Dynamic Range)に対応したモニターは、より広い明るさの範囲を表現でき、より鮮やかでリアルな映像を楽しめる。

4-5. その他機能:ブルーライトカット、フリッカーフリー…

目に優しいブルーライトカット機能や、画面のちらつきを抑えるフリッカーフリー機能など、目的に応じて+αの機能もチェックしておくと良いだろう。

5. 目的別! おすすめ24インチモニター5選

上記を踏まえ、目的別におすすめの24インチWQHDモニターを5つ厳選した。

5-1. 【ビジネス・普段使い】Dell P2423DE:性能にソツがない優等生モニター

  • パネル:IPS
  • 特徴:広視野角で色再現性に優れたIPSパネルを採用。USB Type-C接続にも対応し、ケーブル1本で映像出力と給電が可能。
  • ターゲット:色表現、視野角、明るさなど、どれをとってもソツがない性能。ビジネスシーンや、普段使いで、高画質で作業効率を上げたい人におすすめ。

5-2. 【ゲーミング】KTC H24T7:WQHDで高リフレッシュレートを実現

  • パネル:IPS
  • 特徴:185Hzの高リフレッシュレートと1ms(MPRT)の応答速度、WQHD解像度で滑らかで高精細なゲーム体験。コスパに優れ、Amazonでも多数の高評価レビューを獲得している。
  • ターゲット:WQHD解像度で滑らかなゲームを楽しみたい人におすすめ。

5-3. 【クリエイティブ】BenQ PD2506Q:正確な色再現でプロの要求に応える

    • パネル:IPS
    • 特徴:sRGB/Rec.709カバー率100%、Delta E ≤ 3の色精度。AQCOLOR技術による正確な色再現。実は25インチと少し大きい、珍しいサイズだ。(タイトル詐欺のようで申し訳ないが、25インチモニターは殆どないので許してほしい…)
    • ターゲット:写真編集、動画編集、デザインなど、正確な色再現性が求められるプロのクリエイターにおすすめ。

    5-4. 【日本メーカー】ASUS TUF Gaming VG24AQL1A:HDR対応で美しい映像を

    • パネル:ADS
    • 特徴:広視野角のADSパネルを搭載。日本メーカーながらベーシックな機能に抑え、価格もこのクラスではお手頃の域。
    • ターゲット:やっぱり日本メーカーのモニターが安心!という人におすすめ。

    5-5. 【コスパ重視】LG 24QP500-B:WQHDで機能も充実、価格も手頃

      • パネル:IPS
      • 特徴:WQHD解像度、広視野角なIPSパネル、DisplayPort/HDMI端子搭載。
      • ターゲット:WQHDモニターのエントリーモデルとして、価格と機能のバランスを求める人におすすめ。

      6. まとめ:24インチWQHDモニターで、“ワンランク上”のPC環境を!

      24インチWQHDモニターは、フルHDモニターよりも作業領域が広く、高精細な表示が可能で、作業効率アップや、ゲーム・動画の没入感向上が期待できる。24インチというサイズ感は、設置場所を選ばず、多くの人にフィットする“絶妙”なバランスと言えるだろう。今回の記事を参考に、用途や予算に“最適”な24インチWQHDモニターを見つけて、”ワンランク上”のPC環境を実現してくれ!