Logicool MX KEYS SとMX KEYS Miniの違い|結局、どっちを選ぶべき?

MXシリーズのロゴとキーボード

PC作業の効率を劇的に上げてくれるLogicool(ロジクール)のフラッグシップモデル「MX KEYS」シリーズ。その最新モデルであるフルサイズのMX KEYS S」と、コンパクトな「MX KEYS Mini」。どちらも評判が良いだけに、「結局どっちを買えばいいの?」と頭を抱えている人も多いはず。

価格差もそこまで大きくないこの2台。選ぶ基準はズバリ、「テンキーが必要か」と「デスクをどう使いたいか」に尽きる。今回は、両モデルの違いを徹底比較し、選ぶべき“正解”を導き出していくぞ!

1. まずは共通点を確認:どちらも“極上”の打鍵感と機能を搭載

迷う理由の一つは、基本的な性能がほぼ同じだからだ。どちらを選んでも、以下のような使い心地は保証されている。

MX Keysキーボードを斜めから撮った写真

1-1. 指に吸い付く「パーフェクト・ストロークキー」

両モデルとも、キーの中央が丸く窪んだ「球状窪み(ディッシュ)」デザインを採用している。これが指先にピタッとフィットし、滑らかながらも確実な打鍵感を実現している。薄型パンタグラフ式の中では、間違いなく最高峰の打ち心地だ。

1-2. 便利な「スマートイルミネーション」と「Easy-Switch」

手を近づけると自動で点灯するバックライトや、最大3台のデバイス(PC、スマホ、タブレットなど)をボタン一つで切り替えられるEasy-Switch機能も共通して搭載している。

1-3. 最新の「Logi Bolt」接続とマクロ機能に対応

接続方式はBluetoothと、安定性の高い最新のUSBレシーバー「Logi Bolt」に対応。また、専用ソフト「Logi Options+」を使えば、複雑な操作をワンボタンで実行できるマクロ機能「Smart Actions」も利用可能だ。

2. ここが違う! 「S」と「Mini」を分ける3つの決定的なポイント

では、決定的な違いを見ていこう。

2-1. サイズとテンキーの有無:数字入力の頻度が運命の分かれ道

最大の違いはこれだ。「MX KEYS S」は右側に数字入力用のテンキーがあるフルサイズ。一方、「MX KEYS Mini」はテンキーを省いたテンキーレス(TKL)サイズだ。

Excelで数値入力をガンガン行うなら、テンキーがある「S」の方が圧倒的に効率が良い。逆に、文章作成やWeb閲覧がメインなら、テンキーは「場所を取るだけの存在」になりかねないので、テンキーレスも検討すべきだろう。

MX Keys Sの真上からの画像

MX KEYS S。テンキーまでついている

MX Keys Miniの真上からの画像

MX KEYS Mini。テンキーがないぶんコンパクトな見た目だ

2-2. マウスとの距離(エルゴノミクス):肩の疲れが変わる?

ここが見落としがちな重要ポイント。「MX KEYS Mini」は横幅が狭い分、マウスをキーボードの近くに配置できる。

フルサイズの「S」だと、マウスを握る右手がどうしても外側に開いてしまい、長時間作業すると右肩に負担がかかりやすい。体の中心に近い位置でマウス操作ができる「Mini」は、実はエルゴノミクス(人間工学)的に優れており、肩こり軽減につながる可能性があるんだ。

2-3. 矢印キーの配置:プログラマーやライターは要注意

「MX KEYS S」は、独立した逆T字型の矢印キーを備えている。一方、「MX KEYS Mini」はスペース節約のため、矢印キーが小さく、他のキーの下に押し込まれた配置になっている。

カーソル移動を頻繁に行うプログラマーやライターといった職業の人にとって、この小さな矢印キーは少しストレスになるかもしれない。

3. 「MX KEYS S(フルサイズ)」を選ぶべき人

おおざっぱに分類すると、以下に当てはまるような人にはMX KEYS Sがおすすめだ。

  • 経理、事務、データ入力など、数字を打つ機会が非常に多い人:テンキーの有無は死活問題だ。
  • デスクの幅が十分にあり、キーボードを据え置きで使う人:重量もあるので持ち運びには向かない。
  • 動画編集ソフトなどでテンキーのショートカットを多用するクリエイター。
  • 標準的なキー配置じゃないと嫌な人:矢印キーやHome/Endキーなどが独立している使いやすさは正義だ。

4. 「MX KEYS Mini(テンキーレス)」を選ぶべき人

逆に、以下に当てはまるような人はテンキーレスのMX KEYS Miniを考えてみてもいいかもしれない。

  • マウスとキーボードを行き来する回数が多い人:右手の移動距離が減り、作業がスムーズになる。
  • デスクスペースが狭い、またはスッキリ見せたい人:ミニマルなデザインはデスクをお洒落にする。
  • カフェや出張先に持ち運んで使いたい人:カバンにスッと入るサイズ感は最高だ。
  • 「数字入力? キーボード上部の数字キーで十分」という人。

5. まとめ:自分の“作業スタイル”に合わせて、最高の相棒を選ぼう

結論として、「Excelなどの数値入力がメインならMX KEYS S」、「マウス操作とのバランスやデスクの広さを重視するならMX KEYS Mini」というのが基本的な選び方だ。

どちらもキーボードとしての完成度は極めて高い。自分の普段の作業内容を振り返り、数字を打っている時間とマウスを握っている時間のどちらが長いか、一度考えてみてほしい。そうすれば、自ずとあなたにとっての「正解」が見えてくるはずだ!